こんにちはFuseです!
今回は、FPSのようなゲームで必須になる「ヘッドセット」をレビューします。
私が使用しているヘッドセットは「Arctis5 2019 edition」
付け心地が良く、サウンドカード不要で使えるヘッドセットとなっていたのでチェックしてみてください。
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もくじ
はじめに
今回レビューするアイテムはこちら!
SteelSeriesから販売されている「Arctis5 2019 edition」というヘッドセットです。
このヘッドセットを選んだ理由の1番は「装着感」
他の方の記事や、Amazonレビューなんかを見ても装着感の良さが目立っていたんですよね。
そこで、実際に使用してみて使用感や音質を試してみました。
Arctis5 2019 editionのざっくりレビュー
まず先に、Arctis5 2019 editionのざっくりとしたレビューを紹介します。
星による評価でいっきに見たい方や、この記事でチェックした評価内容はこちらを参考にしてみてください。(購入日は2019/01/25でした)
価格 |
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装着感 |
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音質 |
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マイク |
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機能性 |
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ざっくりとした評価はこんな感じ。
前情報にあった「装着感」はかなり良く、10時間くらい連続で使っても痛くなりませんでした。
音質は「普通」
といっても、決して悪いというわけではありません。
SteelSeriesのアプリを使えば、イコライザなども調整できます。
後でまた触れますが、足音の聞こえやすさや定位感はもっと上がある気がします。
本体から直接ミュートに入れられたり、手元のケーブルから音量を調整できたり便利なので、そういった意味での機能感は気に入っています。
前のヘッドセットは痛くて断念
Arctis5を購入する前に使っていたヘッドセットは、付け心地が悪い&蒸れるという感じでした。
価格でいうとArctis5と同じくらいなんですが、とにかく痛くて集中できないほど。
正直、ヘッドセットのイメージは
- 蒸れる
- 痛くなる
- 重い
って思っていました。
なんだかんだでもう1年以上使っていますが、付け心地が良くずっと付けていられることに感動したのを今でも覚えています。
同じ価格帯のヘッドセットなら、付け心地の良さも視野に入れてみましょう。
Arctis5 2019 editionの価格
私が購入したタイミングでの価格は「11570円」
執筆時のAmazon価格は「9411円」だったので、ちょっとだけ安くなっていました。
実際に使ってみた感想としては、10000円を切るヘッドセットとしては良いデバイスだと思います。
USB接続で使用でき、サウンドカードを用意する必要がないのもポイントですね。
ちなみに、同価格帯で「Logicool」や「HyperX」「Razer」など、ヘッドセットを販売しているメーカーはたくさんあります。
私はコスパの良いヘッドセットだと思っていますが、他社と比較して安いというわけでもないので注意してください。
Arctis5 2019 editionの装着感
冒頭でも紹介した通り、私がArctis5で最も期待していたのは「装着感」です。
これまで使用していたヘッドセットは、長時間使うと耳や頭が痛くなったり、蒸れて付けていられなくなったりしました。
Arctis5の装着感はどうかというと...
- 長時間つけても痛くならない
- 耳がすっぽり収まるので痛くなりにくい
- 比較的蒸れにくい
- サイズを調整できる
- 眼鏡もOK
といった感じ。
とはいえ、全く蒸れないわけじゃないし、無限につけていられるわけでもありません。
ただ、これまで使用していたヘッドセットと比べると、圧倒的に装着感がアップし、より集中してFPSの世界に没頭することができました。
FPSのようなゲームでは、没入感や集中力は結構重要だと思います。
ヘッドセットが蒸れたり痛くなると、どうしても気になっちゃうんですよね。
さすがに撃ち合いの最中は大丈夫ですが、ヘッドセットが合わなくて気を抜いていたなんて経験があるかたはぜひ試してみてください。
バンドを調整してフィット感アップ
Arctis5には「バンド」みたいなのがあるので、自分に合ったサイズにセットアップできます。
頭のサイズに合わせて調整してみてください。
Arctis5とProモデルに注意
SteelSeriesのヘッドセットには
- Arctis5
- Arctis5 2019 edition
- Arctis Pro
などといったモデルが用意されています。
私が購入したのは「Arctis5 2019 edition」なのですが、どうやらArctis5とArctis Proは装着感が良くないらしいんですよね。
締め付け感が強く、頭の大きい人は付けることすらできないんだとか。
この辺りは実際につけてみてというような部分ですが、装着感の良さを求めてArctisシリーズを購入する方は「2019 edition」と書かれたモデルが良いと思います。
ちなみに、定位感やSteelSeriesから出ている「サウンドカード GameDAC」との相性は、Arctis Proの方が良いみたいです。
Arctis5 2019 editionの音質
私はヘッドセットなど音響関係に詳しくないので感覚でレビューします。
個人的に思ったのは「悪くはない」って感じ。
私が良く遊ぶ「Apex Legends」や「CoDシリーズ」で使ってみても、足音はちゃんと聞こえます。
専用アプリから、イコライザを調整しています。
実際に使ってみたところ、回復アイテムの使用中や、遠くで銃声がしているときに音がぼやけるような感覚がありました。
定位感も決して悪くはないと思うんですが、音情報不足(過多)で敵を見失うことも少なくないです。
音の広がりというか, 種類というか, いろんな音がしてる時に、聞きたい音が聞こえづらくなっているように感じました。
まぁでも、今のところ、私はずっと「Arctis5 2019 edition」を使ってApex Legendsを遊んでいるのですが、十分足音を聞いて立ち回ることは可能です。
AimLabというエイム練習ゲームにある、音の方向を測定するモードでもしっかりスコアが出ています。
とはいえ、完璧にわかるというほどでもないので、よりゲーム向けのヘッドセットやサウンドカードを使用するなど、やっぱりまだまだ上がありそうだと感じました。
SteelSeries Arctis5のスペック
自分は、ヘッドセットのスペックを見てもあまりよくわかっていないので、メーカー記載をそのまま書いておきます。
スピーカードライバーのスペック
スピーカードライバー | スペック |
ネオディミウムドライバー | 40mm |
ヘッドフォン周波数特性 | 20 - 20,000 Hz |
ヘッドフォン感度 | 98db |
インピーダンス | 32Ω |
全高調波歪み | < 3% |
音量コントロール | オンイヤーカップ |
マイクのスペック
マイク | スペック |
周波数特性 | 100Hz~10,000Hz |
特性パターン | 双方向 |
感度 | -48db |
インピーダンス | 2,200Ω |
ノイズキャンセレーション | 有 |
マイクの位置 | 格納式 |
ミュートトグル | オンイヤーカップ |
接続
接続 | スペック |
コネクター | USBまたは付属のアダプターを介した4極3.5mm |
ケーブル長 | 3m/10フィート |
ケーブルの材質 | ラバー |
アダプター | シングル3.5mm、4極プラグ |
シェアジャック | 有 |
接続解除可能なケーブル | 有 |
SteelSeries Engine3でライティングや音を調整しよう
Arctis5 2019 editionは「SteelSeries Engine3」というアプリケーションを活用することで、ヘッドセットの細かい調整やカラーの変更が可能です。
SteelSeries Engine3の起動画面はこんな感じ。
ヘッドセットの縁の部分が光るようになりました。
Arctis5を光らせるには「USB接続が必要」です。
試しに、オーディオ変換ケーブルでPCやサウンドカードに直接つないでみましたが、ヘッドセットのライティングは無くなりました。
SteelSeries Engin3からはイコライザも設定できるので、自分好みの音に調整してみてください。
7.1バーチャルサラウンドに対応
Arctis5は「バーチャルサラウンド」にも対応しています。
SteelSeries Engin3から「7.1サラウンドをオン」にチェックを入れましょう。
これだけで、7.1サラウンドがONになりました。
サラウンドの設定では「正確さ重視」や「空間のイメージ」なんかも設定できます。
FPSで7.1サラウンドをONにする時は、
- サラウンドのプロフィール > ゲーム
- ステレオのプロフィール > 初期設定
がオススメです。
7.1サラウンドって必要?
実は、FPSのような足音の正確性を重視するゲームの場合、バーチャルサラウンドではなく「ステレオ(2.1ch)」のまま使う人も多いです。
私自身、とりあえず7.1の方がいいんでしょ?くらいな感じでONにしていました。
試しにステレオで使ってみたところ、確かに前後や上下のような方向は「ステレオ」の方が分かりやすいような気がします。
というのも、7.1サラウンドというのは、本来ステレオで受け取った音声を「バーチャルサラウンドに変換」して出力するらしいんですよね。
ここで変換することで、音が悪くなったりぼやけたりするみたいです。
イメージとしてはこんな感じなんだとか。
この辺りは実際に使って試してほしいところですが、「7.1サラウンド」について良く調べてからでも良いかも。
ちなみに、私は慣れちゃったせいか、ステレオにすると近くの音(自分の銃声など)がうるさく感じて苦手。
ただ、定位を重視するならステレオで使う人が多いというのも理解できました。
今7.1サラウンドで使っているなら、一度ステレオを試してみてから購入を検討しても良いかもしれませんね。
アプリごとにプロファイルが作成可能
設定欄に表示されている項目では、「アプリケーション」を追加することで、ゲームごとにイコライザやカラーを設定できるのが便利です。
左右でリンクさせたり光り方を変更できるので、自分好みのヘッドセットにカスタマイズしてみてください。
アプリの色に合わせるのも良いかも。
イルミネーション効果には
- ステディー
- ColorShift
- 多色ブリーズ
- 無効
というような種類が用意されていました。
光るのはまさに「ゲーミングデバイス」って感じですが、メカメカしいのはあまり好きじゃないんですよね。
Arctis5は縁だけ光るのがオシャレで気に入っています。
本体ボタンからミュートできる
Arctis5は「ヘッドセット」なので、ボイスチャットでフレンドと話しながらゲームすることができます。
そんな時によく使うのが「ミュート機能」
Arctis5のミュート機能は、本体ボタンから簡単にできるので、突然のくしゃみなんかでも対応できると思います。
また、ミュート中は「ボタンが出っ張る」ことで、いちいちヘッドセットを外さなくても現在の状態が分かるようになっています。
私は、ボイスチャットを使うとき以外は、ずっとミュートにしてあります。
物理ボタンで操作するため、いつのまにかミュートが解除されているということがないのが安心ですね。
ちなみに「ミュート中」は、マイクも赤く光るので視覚的にも分かりやすいんです。
また、ミュートボタンの下にあるダイヤルを回すことで「音量の調節」もできるようになっています。
これらは、すべて同じ側(左手側)に搭載されています。
手元のダイヤルから音量が調節できる
ヘッドセット本体のダイヤルとは別に、手元のダイヤルから「本体音声」と「チャット音」のバランス調整ができます。
ゲーム中でも、スムーズに音量のバランスを調整できるのが良いですね。
私は、ボイスチャットを使わないときに、単純に音量の調節としても使っています。
PCとの接続端子はUSB。
チャット音を上げると、相対的にゲーム音が小さくなります。
これが地味にくせ者で、気づいたらダイヤルが変わっているということがあるんですよね。
いつの間にかダイヤルが回っていて音量が小さくなってるということよくありました。
あまり触れないような位置にあってもです。
この点は、ちょっとマイナスかなーと感じました。
接続部の特殊端子に注意
これは、Arctis5を使ってみて最も気に入らなかったポイントです。
ヘッドセット本体と接続するケーブルが「特殊な端子」なんですよね。
こんな感じで、他のケーブルで代用することはできません。
また、他のサウンドカードやスマホのような「イヤホンジャック」で接続する場合は、付属の変換ケーブルが必要になります。
変換ケーブルを接続するとこんな感じ。
4極のオーディオ端子に変換されました。
今のところまだ大丈夫ですが、断線したら終わりっていうのはちょっと怖いですね。
「椅子で踏んで死亡」に注意しよう。
イヤーパッドは取り外し可能
Arctis5のイヤーパッドは取り外し可能でした。
とはいっても、交換用のイヤーパッドが付属しているわけではないので、基本的に消耗品という感じなのかもしれませんね。
一応、Amazonには非正規のイヤーパッドが販売していました。
イヤーパッド自体は「スポンジみたいな素材」
レザータイプとは違い、装着時の肌触りが良いのも、長時間使用できるポイントなのかもしれませんね。
自己責任ですが、一応水洗いしても大丈夫でした。
マイクは割といい感じ
これについては、フレンドに聞いてみた感じがメインになるのですがマイクの音質は悪くないようです。
ゲーム中ではなく、自分のサブPCと接続してチャットしてみたところ、なかなか聞きやすいと感じました。
Arctis5のマイクは、本体からワイヤー式のマイクが飛び出るタイプ。
引っ張るだけでマイクを取り出すことができます。
ケーブルはフレキシブルなので、自分に合った位置で固定することができるのが良いですね。
ヘッドセットのミュート時は「マイクが光る」ことで、わかりやすいのも高評価です。
また、SteelSeries Engine 3からは、
- マイクの音量
- ノイズ除去
- サイドトーン
などが設定できます。
フレンドと相談しながら、聞き取りやすい設定を探してみてください。
まとめ
今回は、SteelSeriesのヘッドセット「Arctis5 2019 edition」をレビューしました。
最高峰というわけではありませんが、装着感が良く、サウンドカード不要で使えるヘッドセットを探している方にオススメなアイテムとなっています。
ぜひ参考にしてみてください。
ではまた。